子どもを好きになることが学級経営の「最大の武器」
ある本を読んでいて、こんな文章が目につきました。
「人間の悩みの80%以上は人間関係によるものである。」
また、ネットのある記事ではこんなことが書かれていました。
「転職者の理由の70%以上が人間関係の悩みからくるものである。」
この2つの事例から、人はあらゆる場所において人間関係が重要であることがわかります。
また、人間関係は職員室でも教室でももちろん重要になることです。
例えば、教師と子どもの関係。学級経営をする上で最も重要であることに間違いありません。
しかし、教師も人間ですから全ての子どもと良好な関係をもつことは不可能ではないでしょうか。
「あの子ととは反りがあわないから」「あのタイプの子にはうまく関われないな」
こういった場面は当然出てくると思います。また、私の経験上、「この子とは・・・」と思う子どもは何らかの課題をもっている子や手のかかる子です。
だからこそ、まず教師が考え方を変えるべきです。
「子どもを好きになること」
これが子どもとの良い関係を築く最善の方法です。
たとえ、子どもを好きになり積極的に話しかけても、無視されたり、反発されることがあるかもしれません。
でも、教師が「好き」である以上、その関係は一見悪く見えてもそれ以上悪くなることはありません。
だって、子どもはずっと愛情を注いでもらっているのですから。まずは目の前の子どもを好きになること。
これが子どもと良い関係を築く最大の武器ではないでしょうか。