「成果の出る」教育を目指す

「成果の出る教育」を考える。学級経営、授業において、子どもたちを伸ばすことをテーマに発信します。現在2児の子育て中。定時に帰り、育児に励むシステムを構築中。仕事も子育てもプライベートを充実させています。

何歳になっても「4月の壁」はある

 GWは最高ですね。まさに「新緑」の季節です。家の近くに県外からも来られる方がいる大きな公園があります。

 

その公園を子どもと歩いて、遊具で遊ぶだけでずいぶんリフレッシュできます。昔は全く思いませんでしたが、新緑を見るだけで力がわいてくるような感じがします。

 

 そんな新緑元気玉になっているかど先ですが、教師生活も10年目に入りました。10年も経つと世間では『中堅』というポジションになるのでしょうか。

 

まだまだ未熟ではありますが、一通りいろいろな経験はさせていただいたのではないかと思っています。

 

今年、長年在籍させていただいた勤務校から異動をしました。何年経験をしておこうが、基本的に新しい勤務校に異動をするとまっさらな状態からスタートします。

 

異動をすると、右も左も本当に分かりません。ガムテープが置いてある場所も分かりませんから。

 

会議中に「ん?」と思うことがあっても、発言も遠慮します。赴任してすぐ、勤務も間もないので意見などできるはずもないからです。

(調子に乗ると、今後居づらくなりますし・・・)

 

 様々な「4月の壁」にぶちあたりまくりました。これじゃ新任の方と変わらないのではと感じました。学級経営や授業は経験が役立つのですが。

 

 家庭訪問では、

「新しく来た先生やから、どんな先生かなって不安もあったんですよ。」

「(前の学校の校区に住んでおられる)知り合いから先生のこと聞きましたよ。

 親はどんな先生なのかを知りたいんですよ。」

 

 何年経験をしようが、異動をするとこんな感じです。いや、もしかすると私がものすごく不安をあおるような教師なのかもしれませんが・・・。

 

 何年も在籍することが、子どもや保護者との信頼関係を築くのだなと改めて実感しました。また、言葉は悪いのですが、長くいればいるほど事情も分かりすごくラクですね。(その分新鮮さはなくなりマンネリ化するのですが・・・)

 

 形は様々ですが、4月には「壁」があり、何歳になっても現れるものですね。

そのことを改めて感じた4月でした。