子どもになってほしい姿 は 黒板にどんどん書いていこう →価値づけ
「子どもにはこうなってほしい。」という思いは教師はもっていますが、子どもはなかなかそうはなってくれませんね。
また、教師が思いを伝えた後、行動にうつしていた子どもたちも時間が経つと忘れてしまいます。
前はできていたのに。 イライラするなー。
教師「なんでしないんだ怒」 子ども「えっ、先生そんなこと言ったっけ?」
教師「ガミガミ」 子ども「はーっ。めんどくせー」
なかなか教師の思いは伝わりません。うまくいきません。
でも子どもってなかなか変わらないものです。だからこそ子どもなのですから。
5月。連休明け。私はここから学級づくりのペースアップをします。
子どもがした良い行動、良い発言。(クラスのため、友達のためになる行動・発言)
子どもをほめたあと、黒板の左端にどんどん書いていきます。
それをみて、行動や発言をまねる子が出てきます。その子をどんどんほめていきます。
すると、良い行動、良い発言をする子が増えます。また教師がほめます。
好循環のサイクルが生まれます。
つまり、子どもたちに良い行動、良い発言が「価値づけ」されていくわけです。
良い行動、良い発言が「視覚化」されていくわけです。
黒板は毎日消します。書いていたことは短冊にして、教室に貼っておきます、すると、価値づけされたことをいつでも見ることができるからです。
ずっと可視化することができます。
これを繰り返すことで子どもは加速的に成長していきます。4月に教師が蒔いた種を、教師が育てていくことになるのです。4月の指導が生きていきます。
私は昨日から黒板にどんどん書いて価値づけをしています。どのように子どもが成長していくのかがとても楽しみです。
ちなみに、この実践は、菊池省三先生の授業を実際に見たこと、著書から学んだことを自分なりに理論づけてみたものです。黒板になってほしい姿を書くことで価値づけをするということに共感して早速取り入れました。
子どもの成長が楽しみだ~♪